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買収で話題の「FxCamera」は “第2のInstagram”になれるのか!!?

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4月11日、株式会社ビットセラーは、Android向けカメラアプリ「FxCamera」を買収したと発表した。FxCameraといえば定番Androidアプリの一つで、すでに1,500万ダウンロードを突破し、海外でも人気が高い。ビットセラーというのは聞き慣れない会社名だが、スタートアップ段階にあるベンチャー企業で、まだ表舞台には出ていない。クラウドストレージ「Cellar」を開発中で、写真向けのDropboxのようなオンラインストレージサービスを目指しているという。

FxCameraの作者である山下盛史氏は、先日、解散したミログの元社員で、買収に伴いビットセラーの取締役に就任し、引き続きFxCameraの開発を続けるという。ミログといえば、開発した「app.tv」がスパイウェアと同様の動作をすることが指摘され、サービス停止から会社の精算にまで追い込まれていた。

今回の買収については、今週、同じくカメラアプリである「Instagram」をFacebookが10億ドルで買収したニュースを連想した人も多かったようだ。なぜ海外と日本で、カメラアプリの買収が立て続けに起こったのだろうか。

「昨日はInstagram、今日はFxCameraですか……びっくり」
「個人が開発したアプリを事業として企業が買収する。インスタグラムと同じように夢のある話」
「山下さんミログ騒動に巻き込まれて大変だったけど、こっちで頑張って欲しい」

スマートフォンのカメラアプリに注目が集まっているのには理由がある。Facebookが10億ドルという巨額の買収をしたのは、Instagramが持っている写真を共有するネットサービスとしての価値を高く評価したためだ。SNSには写真が欠かせない存在になっているが、Instagramはすでに5000万人のスマートフォンユーザーを獲得しており、将来性も期待できる。

また、今年発売されたデジカメの多くが、無線LAN対応SDカードを使ったネットワーク連携を売りにしているなど、デジカメで撮った画像をFlickrやPicasaウェブアルバムなどのオンラインサービスにアップロードする人が増えている。写真をクラウドにアップすることで、友人と共有したり、手軽にバックアップしたいという需要があるためだ。こうした写真のオンライン化は、カメラを巡る本質的な変化を生み出す可能性がある。現在、FxCameraには共有機能がないが、クラウドに結びつけることで、単なるカメラアプリからInstagramのようにソーシャルな使い方ができるツールへと進化することになる。

「Androidで1500万ダウンロードの人気アプリを入り口にクラウドストレージ提供を準備中」
「川村亮介のビットセラーが、FxCamera事業を買収だって!ストレージ×スマホカメラは相性バッチリですね」

「Instagram」のAndroid版は登場したばかりだが、わずか6日間で500万ダウンロードを突破した。強力なライバルを相手に、国産の「FxCamera」がどこまで立ち向かうことができるのか。今後の展開に注目したい。(秋原とおる)


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